生活習慣病の自己責任論

これを読みました。

自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!! : 長谷川豊 公式ブログ 『本気論 本音論』

長谷川氏の記事を読んで

肯定的な意見

  • 社会保障費増加を何とかしないといけないという皆の共通認識はあると思う

方法論は別にして、いかにして社会保障費の増加を抑制するかという議論は、必要であると思った。まずは、ブレストとしてこのような観点もありますよという提案として挙げていただくという点ではあっても良いかと。もちろんその後に、妥当性の検討などがあるのですが。

これはダメだと思った点

  • 自業自得の人とそうでない人とを区別する合理的な基準作りやその運用は難しい。
  • 自業自得の人は自己負担、そうでない人は負担ゼロにするような思想は、不寛容な社会を形成する。
  • もっと根本的な原因、生活習慣病を無くせるような施策(例えばイギリスで行われた、パンの塩分量を業界全体で徐々に減らしていく取り組み)を生み出し、実施すべき。

コメント

「不寛容+健康格差=長谷川氏的本音」という公式を思い浮かべてしまった。

そもそも、生活習慣病や人工透析が「自己責任」なのか否かという議論自体が、悲しくなってしまう。この社会には一概に自己責任という論理で片付けられないほど、様々な境遇の人たちがいるのではないのだろうか。社会として、いかに多くの人が生活習慣病にならずに済む方法や、誰もが表層的な基準によって否定されることのない世の中を作っていくことに対して議論を深めていけたらな、と感じた。

自己責任の人口透析患者と、自己責任でない人工透析患者をどのように分別するのか。

目指すべき原理原則

外部リンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする